| 脳卒中データバンク |
|
|
|
2007年度脳卒中データバンク部門事業報告書 日本脳卒中協会常務理事、島根大学医学部附属病院長 小林祥泰 |
|
1)脳卒中データバンク参加施設の拡大 脳卒中データバンク参加施設のさらなる拡大を目指して講演や雑誌、メディア等を通じた広報活動を行った結果、若干の増加があった。 出入りはあるが現在157施設と増加している。しかし、データ登録施設は約半数であり今後の啓発が必要である。 2008年度発行予定の「脳卒中データバンク2008」が出るとまた増加する可能性が期待できる。 2)脳卒中データバンクのソフトバージョンアップ 脳卒中ガイドラインや血栓溶解療法普及に対応し、詳細な解析を可能にするため、対応項目追加等を加えて、2007年8月最新のファイルメーカープロV8.5で バージョンアップを実施したが、各施設に普及しているV6.0による希望が多かったので、V6.0バージョンも作成し10月にホームページを通じて配布した。 さらに脳梗塞超急性期実態調査のためのバージョンアップ、メタボリックシンドロームの追加や高脂血症ガイドライン改訂などに対応するためさらなる改訂を 12月に行った。さらにデータ集計後のクリーニングソフトの大幅な追加修正を繰り返し行い2月に今年度最終版をホームページに掲載した。 3)統計解析について 登録データが5万例を超えて従来の統計ソフトでは処理が困難となったので、統計解析は専門家の東海大学の大櫛陽一教授に委託することとした。 4)電子カルテとデータベース連携 病院における電子カルテ化が進行しており、電子カルテとデータベースを連携するソフト開発が不可欠となってきている。 しかし、ファイルメーカー等と異なり、困難な点が多く、今年度は開発までには至らなかった。 この開発計画については来年度の厚生科学研究費に申請しておりそちらで対応する予定である。 5)リハビリテーションデータベースとの連携 日本リハビリテーション学会が厚生労働科学研究費でリハビリテーションデータバンク構想を推進し、2006年度にV2.2を完成し登録を開始し、 2007年度も連携を継続することになった。部門長の小林祥泰も2007年度厚生労働科学研究費補助金、 長寿科学総合研究事業「リハビリテーション患者データバンク(DB)の開発」の分担研究者として参画し、 急性脳卒中データベースとリハビリデータベースの連携作業について協力した。 6)脳卒中診断名等の標準コード化 脳卒中データバンクで採用している病名を電子カルテ化、DPC対応とするために必要な脳卒中のICDコードの標準化について、 中川原譲二委員を中心に引き続き日本診療録管理学会と共同作業を行っている。 7)国立社会保障・人口問題研究所との共同研究 厚生科研「医療・介護制度における適切な提供体制の構築と費用適正化に関する実証的研究」において国立社会保障・人口問題研究所の 川越雅弘主任研究者から依頼を受け研究協力者として参加することになり、脳卒中データバンクの中から必要なデータ解析を行い解析用に提供した。 8)脳卒中データバンク2008発行について 以前から発行してきた脳卒中データバンクシリーズ第3版の出版準備を進めており、2008年11月を目処に発行するところまで準備が進んでいる。 |
| | ホーム | はじめに | 運営細則・組織 | 事業内容 | データベース入力画面参照 | リンク集 | |